ご挨拶

 このたびは看護管理コンピテンシー研究会のサイトにご訪問いただきありがとうございます。

 本研究会は、「看護管理者のコンピテンシー・モデル」を使って看護管理者のキャリア発達を促すための教育、研修を継続していくために発足しました。2015年に第一回研修会を開催し、以来毎年度1回開催しており、2020年からはコロナ禍の影響により開催方法を対面からオンラインに変更して、毎年開催を重ねてきました。研修会にご参加、ご協力いただいている皆様に厚く御礼申し上げます。
 研修会では、多様な設置主体、規模、機能をもつ数多くの病院から、さまざまな職位の看護管理者が自身の管理実践事例を持ち寄り、「看護管理者のコンピテンシー・モデル」に照らして、行動の意図は何か、そのコンピテンシーで求められている要素を満たしているか、など熱心な検討が行われています。組織や職位が異なっても、看護管理実践を共有し、看護管理者のコンピテンシーという同じ土俵で議論することが可能であり、管理者として成果を上げるための学びが得られるという意見、感想が多くの方から寄せられています。
 3年間にわたるコロナ禍がようやく終息に向かい、まだ感染への注意は怠れないものの、コロナ禍で制限されていた社会活動、経済活動が戻ってきました。本研究会でも2024年度は研修会開催を年2回に増やし、1回は対面方式に戻し、もう1回は遠方の方も参加しやすいようにオンライン開催を継続することにしました。多くの方のご参加をお待ちしております。
 また、本研究会では日本看護管理学会学術集会においてインフォメーション・エクスチェンジを開催するとともに、研究活動にも取り組んでおります。
 本研究会は、これからも質の高い医療サービスを提供するために、ここに集う関係者の皆様のご協力を得ながら、看護管理者のキャリア支援を促進する活動を継続していきます。
 皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

看護管理コンピテンシー研究会 代表 宗村美江子